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なんと95パーセント新作、ほぼ完全書き下ろし! 岬美由紀は中国で脱北者に紛れ、悪名高い偽ディズニーランドに潜入し、チベット高原でジャイアントパンダに遭遇、そして嵩山少林寺へ――。尖閣諸島で開始された陸上自衛隊と中国人民軍の戦闘、日米中の全面戦争を阻止できるか、岬美由紀。最大のスケールを誇るシリーズ最高傑作ここに誕生!
実に9割以上が新たに書き下ろされ、500ページに及ぶ本作は角川発売の松岡圭祐作品としては最長となる。旧「運命の暗示」が「ミドリの猿」よりも短かった(小学館ハードカバー版は厚い紙を使い、前作よりも長編に見せかけていた)ことを考慮すると、いかに多くの場面が新しく追加されたかがわかるだろう。
逞しくなった嵯峨は自力で手がかりに辿り着き、美由紀は文字通り中国全土を駆け巡る。日中開戦のプロセスももっとリアルな描写がなされ「ヘーメラーの千里眼」のミリタリー色とダイナミズムを取り入れている。旧作とは違い、米軍が先制攻撃に出たために日中両国はすでに戦争状態に突入、尖閣諸島をめぐり攻防戦が開始されるストーリーとなった。また、旧作におけるヘリの航続距離などの問題も解消されている。ダビデが初登場。ミドリの猿の真相も旧作と異なり、結末もまったく違った形に書き下ろされている。
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