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| 千里眼 マジシャンの少女 | 小学館文庫 3月刊行 838円 ISBN:4094057439 |
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休暇中の岬美由紀は、吹雪で山頂に取り残された遭難者の救出に向かうが、現場に人影は無く雪崩に呑み込まれる。折しも政府は都知事の提唱したカジノ構想を実現すべく、お台場に巨大な施設を建設中だった。 政府高官や警察官僚が招かれたオープニングセレモニーの日、数十名を超す武装勢力が施設を占拠。VIPを人質に四百億円と原潜の引き渡しを政府に要求した。巨額のカネが動くカジノ計画の裏に日本を変革する策謀が。 「千里眼」岬美由紀、「催眠」嵯峨敏也、「マジシャン」里見沙希の松岡ワールド三大シリーズ主人公が揃い踏みした驚異のエンターティメント。 親本のハードカバー「千里眼のマジシャン」では番外編扱いだが、文庫化された本作ではシリーズに正式に組み込まれている。そのため幾つかの変更がある。舛城が登場しないこと、沙希がFISMで優勝していないこと、北朝鮮が敵ではないこと(連続性ある正式なシリーズでは、岬美由紀は親友となった李秀卿のことを無視できないはずだ)、そしてシリーズのお約束どおり殺人を犯さない岬美由紀のヒューマニズムも貫かれる。また親本ではテーマパークとして存続したカジノ施設も、本作では現実に沿う形に改められている。さらに、沙希が「イリュージョン」の椎橋彬に先駆けて横浜のマジックショップ「ジーニー」でバイトしていたことも明らかになった。 |
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